第6章 魚心あれば水心
声を我慢する様子がわたしの加虐心に火をつけた。
「……ふふっ、お利口さん」
布を両端から引っ張り、腫れた亀頭を磨きあげるようにしてごしごしと擦る。
サヘルくんの腰が大きく跳ねる。
「ああぁああああッ!」
悶絶しながら、逃げ出そうと必死に暴れる。
高速で磨り上げると、サヘルくんの腰周りががくがくと震え始めた。
「せんせ、ぁ!いやあッ!ああぁ!ぼく、駄目ッ……!」
ストッキングで包み込むようにしてしゅこしゅこと摩擦しながら、
「ふあぁあッ……!」
サヘルくんの耳をぺろりと舐めた。
サヘルくんが震え上がる。
涙声で喘ぎ、身悶えしながら必死に訴える。
「あッ、あんッ!うぅう!おしっこ、出ちゃいそうぅっ!漏れ、漏れちゃうよおッ!」
顔をぐしゃぐしゃにして、懸命に声を張るサヘルくん。
わたしは手を休める。
「ああ、潮吹いちゃいそうなんですね」
サヘルくんはぜえぜえと肩で息をし、わたしを見る。
「し、潮っ……?」
「おしっこじゃないですから大丈夫ですよ」
わたしは微笑み、
「……安心していっぱい出しちゃってください」
手のひらでストッキングの上から腫れ上がった亀頭を思いっ切り摩擦した。
「んぅうううぅうッ!?」
サヘルくんがビクビクっと腰を揺らす。
「ぁああああッ!」
腰を突き上げるような動きと共に、鈴口から透明な液を大量に噴き上げた。