第36章 子の心親知らず
「ふふ、ダメじゃないですよ。むしろ、素直に甘えてくれて嬉しいです」
白衣を大きく開き、服を上向きにまくる。
片手で服を押さえ、ブラジャーのホックを外した。
突き刺さるような視線を痛いほど感じながら、
「あ……ッ……」
サヘルくんの目の前で胸を顕にする。
先端部は既に上を向き始め、色づいている。
サヘルくんの自身がびくびくと脈打ち、透明な汁を垂らす。
目を真ん丸にして釘付けになる様子に照れ笑いし、
「紗都……っ、せんせ……」
「違うでしょ、ママでしょ?」
サヘルくんの口元に合わせて軽く前かがみになる。