• テキストサイズ

男子校の女王様。

第34章 金を掴む者は人を見ず


聖くんの身体が激しく弓なりに跳ねる。

「んッぐう!いぃいっ!う、あっあッ!」

上半身を跳ね上げ、ビクッビクッとのたうつ。

わたしも身体の昂りを感じながら、好きなように中心を弄る。

「ンッ……!」

肌が粟立ち、続けざまに片側の乳首を噛んだ。

「あぁあっ!イッ、駄目だッ!あっあぁあっ……」

聖くんはぴくっぴくっと腰を波打たせ、

「イクっ、イクぅ……ッ!」

上半身を反らせた。

身体を仰け反らせたまま、下腹部が大きく脈打つ。

わたしも足先に力が入り、全身をぎゅうっと固くした。

「あッ……!わたしも……あっ……!」

ほとんど同時に絶頂に達し、わたしはゆっくりと聖くんに目線を合わせる。

聖くんは微睡んだ瞳にわたしを映し、ずるっと床にへたり込んだ。

「はぁ……はあ……ぁ……」

「聖くん……ありがとうございました、すっごく……スッキリしました」

ぐずぐずな表情の聖くんに笑みをかけると、肩で息をしながらも、小さく頷いた。

「……ああ……僕も、なんだか……全部、忘れるくらいだった……」

「そうですか、それなら嬉しいです」

/ 575ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp