第5章 逢うは別れの始め
わたしは跳び箱から降り、不思議そうな顔をしている斗真先生の前にしゃがみ込んだ。
「丸木戸先生……ッ?」
張り詰めた逸物をそっと握ると、手の中でびくんと跳ねた。
斗真先生は眉根を歪め、真後ろに仰け反る。
「あっ、そんな!丸木戸先生そんなとこ、触っちゃ……!あッ……!」
指で輪っかを作り、亀頭を突っ込み竿を手のひらで包む。
「んあッ!」
そのまましこしこと軽く手を動かしてあげると、
「ああぁ……き、もちい……く、あっ」
斗真先生は享受する悦楽に悶える。
気持ち良さそうに喘ぎ身震いした。
「丸木戸先生、おれっ、すっごく気持ち、いいっ、ぁっ、あッ!」
わたしは小さく笑い、ヘアゴムを取り出した。
「でもこれ、お仕置きなんですよ?」
「え……」
いきり立った陰茎に触れ、ヘアゴムを広げる。
斗真先生は青ざめ、身をよじる。
「え、あッ!そ、それ、ダメッ!」
ゴムを通し、根元で二周、三周と括り付けた。