第31章 猫に鰹節
斗真先生の恥辱に染まった顔、興奮気味に吐き出される息。
太腿の間ではち切れそうに膨らんだ頂きは湿り気を帯び、ひくひくと震える。
足の付け根の汗や先走りが染み込み、布地の色は濃く変色している。
まるで犬が放尿するかのような斗真先生の恰好に酷く肉欲をそそられ、婀娜っぽく口端を釣り上げた。
「斗真先生、可愛いですよ」
斗真先生の広い背中に自分の上半身を預ける。
「あっ!丸木戸先生……ッ」
身体をぴったりと密着させ、斗真先生の熱帯びた下着に手を這わせる。
「んぁあ……っ!」
絡みつくような熱と湿気が手のひらに直接伝わってくる。
官能的な、生々しい質感に喉が鳴る。
斗真先生の体温と、昂った肉棒の熱に身体が疼く。
脳天がくらくらし、自分の仄暗い興奮と快感が溢れた。