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男子校の女王様。

第30章 弁慶の泣き所


僕は女の子のように自分を使われながら、よがり狂う。

「う……あっ、あっ、んっ!あんッ……、あぁああ……っ!」

紗都先生に体内を抉られる。

乱雑にピストンを繰り返され、僕は絶頂に達した。

「ふぅうう……ッ!」

下肢を揺らし、奥歯を噛み締める。

顔を涙で歪めて、好調した頬が緩む。

気持ちいい、気持ちいい……どうしようもなく、気持ちいい。

切っ先が跳ね、ぴくぴくと白濁液が漏れた。



「うッ……!」

僕は自室のベッドの上で飛び起きた。

……身体が熱い。

隣にも、無論上にも紗都先生はいない。

下半身に伝わる生暖かい温度と不快な感覚。

下着の中に吐き出された体液。

徐々に体温が下がり、頭が冷え切っていく。

「……嘘だろ……」

僕はゆっくりと腰を上げる。

足を引きずるようにしてベッドを後にした。
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