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男子校の女王様。

第25章 山椒は小粒でもぴりりと辛い


『……そんなこと、言われても……わたし、なにをしたらいいんですか』

両耳に流れてくる丸木戸の声。

伏し目がちに、困った顔で俺に訴える。

俺は息荒く唾を飲み込んだ。

……そう言えば、丸木戸は俺が複数監視カメラを付けてるの知ってたっけ……。

一瞬そんなことを考えたが、直ぐに興奮に掻き消された。

丸木戸の戸惑った表情、吐き出された初心な台詞は僅かに上擦っている。

食い入るように画面を見つめる。

手は自然と下腹に伸び、熱くしなった肉茎を慣れた手つきで弄び始める。

シークバーをスクロールすれば、俺は自分よりも小さくか細い丸木戸に抱きすくめられた。

俺はそれを見つめながら、上下に手を動かす。

「っはァ……ッ、ぁ……ッ」

絶え絶えに漏れる息は浅くなっていき、快感が強まっていく。

『丸木戸、おま、え……』

画面の俺は鮮やかとも言える手さばきで、包帯で拘束される。

俺の声は震え気味で、羞恥と期待に目は潤んでいる。

辱められる自分の情けねえ姿を今の自分と重ね合わせ、肉竿が更に硬くなる。

「ふぅ、うッ、う……」

ひくつく亀頭をくちゅりと撫で擦って、快感に縋る。

性的な強い喜悦に顔が歪んだ。
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