第23章 酒は詩を釣る針
わたしは間発入れず頷いて、
「……良いですよ?」
時雨先生の絶頂寸前の逸物を力一杯鞭打った。
「あッ……!」
時雨先生は声もなく崩れ落ちる。
腰がびくびくと揺れ、真っ赤に膨れ上がった男根が跳ねる。
ごぷッと勢いをつけて、
「は……ぁ、あ……ッ」
精液を噴き出した。
わたしの胸に満ちる嗜虐心が満ちていく。
見下ろしながら、充足感に目を細めた。
✱
「──やっぱり肌赤くなっちゃいましたね……保健室行きましょう?わたし手当てしますよ」
時雨先生は服を着ながら、首を横に振る。
「いらねえ、このままがいい……鞭の後の蚯蚓脹れとか、最高だろ……」
「……ダメですよ、行きますよ」
時雨先生がひょこひょこと歩き始めた。
「ほ、保健室ですよね?」
「煙草吸ってくる」
「ちょっ!こ、こらっ!」
✱