第23章 酒は詩を釣る針

わたしは息荒く時雨先生をいたぶり、嬲り続ける。

「手も足も拘束されて大事な所庇えなくて辛いですよね、ほんとは手で隠して脚を閉じて……わたしに叩かないで、って懇願したいですよね？」

時雨先生は身体を仰け反らせ、短く野太い叫び声を上げる。

「あッ！あぁぁああッ！はぁッ！う、あ！」

バチッバチッと鞭打ち、おもむろに手を止める。

わたしは口角を上げた。

「……それとも逆ですか？」

「はァッ……はあ、ア……」

外側からでも分かるほど、時雨先生の自身はびくッびくッと脈打っていた。

大きく膨らんだ前部を突き出し、

「……ぁ、あぁ……」

気持ち良さそうに打ち震える。

「……変態」

わたしは弾みをつけて時雨先生の腰に鞭を当てた。

「はッ、あぁあっ！あっ！あっ！」

ふうっふうっと息を抑え込みながらも、肩を震えさせる。

あまりにも唆られるその姿に、わたしは激しく鞭をしならせる。

「おっ……！ぅ、ぐっ！あ！」

わたしが腕を振り痛めつける度に、時雨先生は蠱惑的な声を喉奥から絞り出す。