第21章 高嶺の花
「あ……は……ぁ」
永夢くんはとろんと惚けた目で、肩で息をする。
わたしは微笑し、
「……興奮しましたか、大事な生徒とわたしがこんなことをしているの聞いて」
荒い息遣いで耐えている斗真先生を見る。
「言うまでもないですね」
斗真先生の下腹部は大きくそそり立っている。
「う……っ」
傍に歩み寄り、
「んッう!」
胸元の硬くなった突起を爪で弾いた。
先端を摘み、外向きにぎゅっと引っ張る。
「い……あ、ぁっ!」
斗真先生は痛みに耐えるように身悶えしながらも、甘い声を洩らす。
「は、あ……ぁ……」
指先で捏ねるように擦り込んであげると、斗真先生の下腹部が跳ねる。
腰は浮き、口元が緩む。
ひっきりなしに溢れる嬌声がわたしの嗜虐心に拍車をかける。
「あっ、あっ……」
「可愛い……胸弄られるの好きですか?」
「…………」
斗真先生の目隠しをされた顔が恥ずかしそうに下がる。