第16章 犬馬の心
僕はぐちゅぐちゅと音を立つほどに、いきり立った自分のモノを激しく擦る。
「あ……っあ、うッ!んッ!」
自分から進んで学園に行って、用もないのに保健室の前を通って。
紗都せんせいの姿を見るだけで、堪らなくなる。
話しかけて欲しい、見て欲しい、構って欲しい、好き、好き……。
「大好きっ……」
ぼくは消え入りそうな声で思いを叫び、大きく腰を揺らした。
慌ててティッシュを手に取り、先っぽをあてがう。
「ん、んぅッ!」
頭に突き抜けてくる強烈な快感。
「あっあぁあ……!」
びゅるっびゅるっと勢い良く精液が吐き出される。
精液が鈴口から溢れ出す度、腰がガクガクしてしまう。
安っぽいティッシュの上にたっぷりと放出される濃い白濁液。
首輪を着けて、紗都せんせいの名前を呼びながらすると、何だか。
「…………」
すっごく沢山出る、気がする……。