第14章 風雲急を告げる
時雨先生の衣服をずり下ろす。
熱の篭った下着が貞操帯越しの逸物にぴたりと張り付いている。
ケースに開いた穴から滲んだ汁が布地に染みている。
時雨先生は荒っぽく息を衝く。
「あ、洗ってたけど……ぁ……汚い、かも……」
「一人じゃ外せませんもんねー、大丈夫ですよ、綺麗になるまで精液出し切りましょうね」
蒸れた下着を脱がす。
顕になった貞操帯の鍵穴に、鍵を突っ込んだ。
「あ……」
小さな金属音がして、鍵が開いた。
貞操帯を外す。
「はッ、ン……っ」
一週間ぶりに解放された肉茎がむくむくと膨らんでいく。
硬さを増した竿を手で持ち上げ、摩った。
「あっ、ああ……」
「外されただけで期待しちゃいましたか」
「ンッ!」
ギンギンにそそり立った肉棒を揉み込む。
「んっ、ふ……」
時雨先生が蕩けた顔で甘く喘ぎ、それだけでゾクゾクしてしまう。
鈴口に指を押し当て、周囲を回すように擦る。
敏感な先っぽの上を指の腹がぬるりと滑る。
表面をぬちゅぬちゅと摩擦していると更に粘っこい蜜を分泌する。
時雨先生は薄く歯噛みし、眉根を寄せる。
腰をひくりと前後させた。
「うっ……ふ、う……」
くちゅと水音がし、どろりと濃い糸を引く。
「堪んない、って顔してますね」
時雨先生の顎を摘むと、涙目でこちらを見詰める。
紅潮した唇が悩ましげに動く。