第13章 嘘から出たまこと
粘膜の擦れ合いに腰が甘く痺れた。
頭の中が赤く、熱くなる。
ぐいぐいと擦り付けられ、秘部の中の尖った肉芽は硬さを増す。
ぐじゅぐじゅになった中が自然に締まった。
「は、あ、ぁ……っ」
永夢くんはわたしの喘ぎ声に煽られたのか、一際大きく身体を反応させた。
「あ、無理ッ……い、イクッ……!」
わたしはその言葉を聞いて、永夢くんの胸元を手で抑えた。
永夢くんは蕩けきった顔でわたしを不思議そうに見る。
わたしはどろどろの表情で微笑んだ。
「……だめ、イっちゃだめです」
永夢くんの顔色が変わる。
「え、あッ……な、なんでっ……」
あと少しで、と言いたげにわたしを見る。
そのもどかしそうな顔に身体がぞくぞくする。
心臓の高鳴りで下腹部が締め付けられる。
気持ちいい。