第11章 鞍上人無く鞍下馬無し
下着まで脱ぎ捨て、ふるふると震えながら両手をベッドにつく。
一糸まとわぬ姿で、深々と土下座をした。
「きょ、今日は、ぼくの頼みを聞いてくれて、ありがとうございますっ……」
わたしはにこつきながら、続きを待つ。
「紗都せんせい、すっごく綺麗でした……ありがとうございます……あ、厚かましいですが、もうひとつお願いをさせてください……」
サヘルくんはマットに額を擦り付け、一生懸命に声を出す。
「ぼくのご褒美として、ぜひ、紗都せんせいの全部に御奉仕させてくださいっ……キツくしつけてください、可愛がってください……お願いしますっ……」
上擦った声でお願いするサヘルくんに、血が騒ぐ。
「……顔、上げて下さい」
上半身をゆっくりと起こして、こちらを見るサヘルくん。
サヘルくんをベッドに押し倒した。
そのまま馬乗りになる。
「あ……」
わたしはサヘルくんの細い首の上に両脚を開き、跨る。
「あ、っ、紗都、せんせいっ……!」
目の前で秘部を開き、口元に股座を押し付けた。
「ん、んッ……」
サヘルくんはちゅぷ、と割れ目に舌を這わせる。