第2章 窮鼠猫を噛む
太ももを足先でなぞる。
足を徐々に動かして、敏感な部分にそろそろと近づける。
永夢くんは逃げ出すこともせずに、涙目で見つめている。
甘い快楽を待っている。
ガチガチに膨張した性器を踏みしめると、足先に伝わる張り詰めた感触。
苦しそうにテントを張った布地は、少し湿り気を帯びていて。
熱の篭ったそこを前後に擦ってあげると、膨張した性器がビクンと動いた。
「あッ、ぁあ……!は、んッ……!」
永夢くんは目に涙を滲ませ、甘い声で喘ぐ。
熱い吐息が漏れる。
秘部がぎゅっと締め付けられるような感覚に襲われ、わたしは身体が震えた。
ぞくりと腰が痺れた。
内腿にとろりとした蜜が流れたのが分かる。
熱い、熱い、熱い。
目眩がしそうなほど、気持ちいい……。