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また、恋してくれますか。

第11章 〜別れ〜


『あはは、いやだ、つい・・』と
後頭部を抑え、赤くなる桜奈。

(///なんだろ?行動一つ一つが可愛い子だねー
はっ!もしや、天然さんか!?)

『すみません、店長さん。この子
スイーツ愛が半端ないんですよ!
ここのお店でバイトしたいって言ったのも
休憩でパンケーキが食べられるからって
動機なんで・・・』

『うん、聞いてるし、知ってるわよ!
うちの常連さんよね?いつも、ご来店
ありがとうございます。そんな気に入って
頂けて考案した甲斐がありました!』

(そうだ、そうだ、何回か見かけたけど
いっつも幸せそうにパンケーキ食べてた
子達だったわー)と愛花は、客として
来ていた桜奈と詩織を
見ていたことを、思い出した。

そして、考案と聞き、パァーッと明るい
顔になる桜奈。

『あのパンケーキは、店長さんが
考えたものなんですか!?凄いです!
超、美味しいんですよ、私大好きなんです!
食べると、幸せになるんです!』
と、両手を合わせうっとりする桜奈。

『あぁ、ほんと、気にしないで下さい。
ある意味、好きな人よりも、パンケーキの方に
恋顔する子なんで・・・』と、淡々と解説する
詩織。

『プププ、何?私には二人の方が
息ぴったりに見えるわよー、面白いわねー
二人とも、ククク・・・』と、肩を震わし
笑いを堪える愛花。

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