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また、恋してくれますか。

第11章 〜別れ〜


『ん?何か質問とか、待遇面で思ってたのと
違うとかある?あるなら遠慮せずに』と愛花。

『あっ、いえいえ、採用して頂けて
嬉しいです。ありがとうございます。
あまりに、あっさり採用になったので
私達で大丈夫かなって
逆に、ちょっと不安になっちゃって・・・
ねぇ、桜奈』

『う、うん』と頷く桜奈。

(しぃちゃんの言うとりだ、受かったのは
凄くうれしいけど、本当に採用して
もらっていいのか、心配になってきた・・)

『なんだ!そんなことっ!?
大丈夫よ!だって貴方達、政宗の友達でしょ?
こんな、かっるーい雰囲気は醸し出してる
けど、人を見る目だけは確かなの。
その政宗がバイトに勧めるんだもの
いい加減な子達じゃないって保証が
あるようなもんだもの。』

『おっ、愛ちゃん、いいこと言うじゃん!
そうそう、俺の推薦だよー!こんな可愛い子と
綺麗な子と仕事できるんたぜ!推薦しない
わけないじゃんねー!』とニヤッとする政宗。

『はいはい、だから店長よ。
あんたの人を見る目は確かだけど
あんたの態度は、軽すぎんのよ!』
と、また頭をチョップしようとしたが
政宗は、フイっと避けた。

『あっ!こらっ、避けんな!』と愛花。

『そんな、何度も同じ手食らうかよ!
じゃ、面接終わったし、いいもん持って
来るから、待ってなよ、お二人さん』
と、政宗はスタッフルームから退出した。
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