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[名探偵コナン]I treasure you

第28章 Happybirthday!


フワッとヒロくんの匂いに包まれた
「やっぱりあの時、もっと反対しておくべきだった」
「え?」
首に回された腕に力が込められる
ヒロくん顔は私の肩に乗っていて、ヒロくんの髪が首を擽った

「こっちの世界の奴らにはは魅力的過ぎるんだよ
擦れてない感じが滲み出て、のことやらしい目で見てる」

「そんなこと…」

「あるんだよ…この仕事の時は俺やゼロから離れるなよ」

そう言い終わるとヒロくんの体温は感じなくなった

「俺の家で変装解いていくか?」
「そう、しよっかな…」

ドキドキしてる心臓…早く治まって…



ヒロくんの新しい家に着いてもまだドキドキしてる…

ヒロくんの携帯にメッセージが届く

「ごめん、
今日はここに泊まってって…怪しい奴らがこの辺ウロウロしてるらしい
の素顔を見られる訳にはいかないからってゼロが…」

「あ、わかった…」

「ほら、シャツ貸してあげるからシャワーしてこい」
タオルとヒロくんのシャツを借りた





「ヒロくん…シャワーありがとう」
ダボダボで前に酷くヒロくんに怒られた事を思い出した
恐る恐るヒロくんの隣に座る
シャツの裾を引っ張って少しでも体が隠れるように努力した

「昔はそんな格好したって恥ずかしがらなかったのに…今は恥ずかしいの?」
「恥ずかしい…短いから…」
「危機感出てきたんだ」
いい子いい子と頭を撫でられる

全然良くない…
緊張しちゃう…さっき見たヒロくんが別人みたいで…怖かった…

俯いている私の後ろ側に回り込んだヒロくん

金属の冷たい感触が首に伝わる

「え?ネックレス?」
「20歳になったろ?誕生日プレゼント、発信機付きだけどな」
「えー、そんなのやだ…」

胸元に光る綺麗な石、ダイヤかな…
ヒロくん、ダイヤモンドの宝石言葉知ってるのかな…
純潔・清純無垢・永遠の絆・変わらぬ愛
きっと、深い意味はない
そう思い込む事にした


「いいじゃん、ネックレス自体は本物だし、の肌に良く似合うよ
もし、なんかあっても発信機がついていれば、探し出せるし」

「ネックレス取られて、その辺に捨てられたら?」
「それでも、俺が必ずのこと見つけ出す」
「ホントかな?」


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