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[名探偵コナン]I treasure you

第27章 November 7


米花中央病院の爆弾を解体した萩原が降りてきてに抱きつく

「ほんと無茶するよ…
どこも怪我ない?大丈夫?」
「痛いって研二さんそんなに心配しなくても大丈夫だよ、全然平気
研二さんも無事でよかった、お疲れ様」

ふぅ…と1つ息を吐いて
「陣平ちゃんもなんでちゃん連れてくかな…」
と俺を睨む


「それは、私が勝手に…陣平さんは悪くない」


「俺はに助けられた
だから、そのへんにしといてやってくれよ」

萩原がを叱ろうとした所でストップをかけた

「2人して勝手だよな……俺らの仕事取らねぇでくれよ」
心配かけてごめんと2人で謝った


本庁に戻るとやっぱり風見と言う奴が青筋を立てていた

「全く、君と言う人はっ!」
俺と萩原の後ろに隠れる
萩原に言った通りに風見にも説明する

「それにこれはゼロからの指示でした」

そろっと顔を出して小さく伝えた
風見さんは手で顔を覆って大きなため息をつく…
さっきより少し老けた気がする…
「もういいです…」

この人も降谷に振り回されてんだろうなと気の毒に思う

「風見さん怒ってるから、私行くね」
走っていくを見送った

気が抜けてその場に座り込んでしまう

「お?どうした?どうした?」
「遠隔操作にも、盗聴器にも気が付かなかった…ほんと、あいつがいなかったら俺は今ここにはいない
お前と並んでエースだなんて言えねぇよ…刑事課で出直してくるわ…
そしてもっと腕あげて、隣に並ぶお前に恥ずかしくねーようにしねぇとな…」

一瞬キョトンとした萩原に立たされて背中をバンと思いっ切り叩かれた
「それでこそ、俺の親友」
「ってーな」

それからしばらく本庁内でを見かける事は少くなった


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