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[名探偵コナン]I treasure you

第27章 November 7



「くそ…厄介だな…」

携帯が鳴り出ると佐藤だった

「こいつの事なら警部にはゼロからの命令だと伝えてやってくれ
後、水銀レバーが仕掛けられてるから、わずかな振動でも中の玉が転がり、玉が線に触れたらオダブツよ…
俺とこいつの肉片を見たくなきゃゴンドラを動かすなよ…」

パネルに文字が流れてくる
それを読み上げて、爆弾の在処を推理してみせる

無理矢理電話を切って目の前の厄介な爆弾に集中する
を死なせたくない…その想いで必死に解体作業を進めた
パネルの電源が落ちないギリギリの所まで…

「涼しい顔してっけど、怖くねぇのか?」

「だって、陣平さんが一緒だし…あの暗号だけで病院てわかっちゃう陣平さんやっぱりすごいよ…
この辺で大きな病院ていったら、米花中央病院か米花総合病院、杯戸中央病院くらいだもん
最後までヒント見なくても途中で切っちゃえばいいよ」

そうやって耳打ちされる
シーっと人差し指を口に当てて、ハンカチの中を見せられた

盗聴器?!
ハンカチに包んでポケットにしまう

「ほんと、恐ろしいやつ…俺は気づかなかったぜ…」
「遠隔操作、出来たりしない?」

に言われてハッとする
4年前の爆発も遠隔操作だった…

集中しろ…焦らず慎重に、そして急げ…
焦りこそ最大のトラップだ…

そう降谷に言い続けて来たはずなのに、遠隔操作にも盗聴器にも気づかなかったなんて、元エースが聞いて呆れる…

遠隔操作を解除して、振動を与えないように腰を下ろす

ポンポンとの頭を撫でる
「お前がいてくれて良かったよ」
「え?」
「説教はなしにしてやる」

の携帯に萩原からの着信があった
「なんだって、ちゃんが一緒に乗ってるんだ!」
「声おっきい…詳しくは後で話すから…研二さんはいつでも出動出来るように準備お願いします」
「わかった…無事に降りてこいよ…」
「陣平さんがいるから大丈夫だよ」

「そろそろだぜ…そのまま萩原に伝えろ…」
「わかった」

ヒントの途中で最後のコードを切った
水銀レバーも解除する

ヒントでつきとめた米花中央病院へ萩原に向かって貰った
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