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[名探偵コナン]I treasure you

第27章 November 7


また佐藤にどやされた
でも、今日はあるものを待っていなくてはいけない

「所轄からジジィの被疑者を連行するくらい、あんたらでできるだろ」

「ちょっとあんたねぇ…」

言葉を続けようも口を開こうと思った時にの声がした

「あー、また先輩困らせてる」
「ちょっと黙ってろ」そう言っての口を塞いだ

「11月7日に送られてくるそうじゃねぇか…」

大きな数字がひとつだけ書かれたFAX

「3年前が3…
2年前が2…
1年前が1…」

「間違いねぇ…こいつはカウントダウンだ…」

口を塞いでいたが暴れ出す
「陣平さん…殺す気?」
「悪い…」

奴が動くなら今日しかない…萩原とを殺しかけたやつ

白鳥警部がFAXを読み上げる

円盤状で72も席があるっていったら、杯戸ショッピングモールも大観覧車しかない

佐藤の静止を振り切り車に向かう
も何故か乗り込んでいた

「おい、降りろ
お前は公安だろ?」
「公安はね、国の安全を守るの
あんな所で爆弾が爆発したら秩序が乱れるでしょう?時間ないよ、早くっ!」

とんだ屁理屈だ…
だが時間が無いのは確かだ…
舌打ちをして車を発進させた

の携帯がなった
横目で確認すると、メールみたいだった
一通り読んで、了解!と呟いた口元は笑っている


現場に到着する少し前に制御盤が爆発したらしい

72番のゴンドラを探して乗り込む

佐藤が止めに入る

「大丈夫…こういう事はプロに任せな…」
ゴンドラの扉を閉めるともうも乗り込んでいた

「お前…なんで…降りろ!爆弾があるんだぞ!」

「陣平さんが解体するんでしょ?なら安心
解体方法教えてくれるって言ったじゃない」

「何も今ここでじゃなくても…
それに見てみろ、お前がゴンドラに乗ったと知った警部を…頭抱えてんぞ、可哀想に…」

「大丈夫!これはゼロからの命令だから!
松田を絶対1人にするなってね」


警察庁警備局警備企画課…通称ゼロ…

降谷かよ…

を危険な事に巻き込むな…
やっぱりあいつ、今度会ったらぜってぇ殴ってやる

「降りたら説教だからな、覚悟しろよ」
「はーい」
呑気に返事をする
爆発音と共に観覧車が止まった



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