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[名探偵コナン]I treasure you

第21章 reunion


潜入捜査官として公安に配属された

まず命じられたのが交友関係の断絶


あいつらは怒るかな…
は寂しいって泣くかも

任務だから仕方ないってわかっててもきっと寂しいのは俺の方…

部屋も引き払って、携帯のメモリーもあいつらとと兄さんの番号を頭の中に叩き込んでから消した

ダメだな、こんなんじゃ…
割り切れなきゃがいつか足元を救われる

が結果的に萩原の命を救ったこと
警察学校に入ったこと
成績も男女共にトップクラスであったこと
全部知っていた

松田が律儀に教えてくれていたから
それに返信したいのは山々だった
頑張ってるな、偉いぞとクシャクシャに頭を撫でて甘やかしたかった

交番勤務も卒無くこなし、仕事が出来る新人として一躍有名になっていた

彼女を欲しがる部署はたくさんあったらしい
そんな中、の配属先は組織犯罪対策課になったと噂で聞いた

捜査で一緒になることもあるかもしれないと成長してるであろうと会うのが楽しみになった

警視庁全体の捜査会議に風見さんと一緒に参加した
その中にと松田、萩原を見つけた

暴力団によるテロの可能性、それも爆弾
この会議室に集結しないのがおかしい

松田と萩原は立派な爆発物処理班のエースだし
も有望な新人だ

3人は俺に気づいた
は目を白黒させていた
松田と萩原には睨まれて体での事を隠されてしまう


あーぁー、嫌われちゃったなと頬を指でかいた

会議が終わった後、は俺の方に駆け寄ろうとしたけど、萩原に手首を掴まれて阻止されている

その後直ぐに警部に呼ばれて一緒に外に出ていった

ギロリと音がしそうなくらいに松田に睨まれている

ポケットに手を突っ込み、機嫌が悪そうにこちらへ向かってくる
萩原は逆にニコニコしていてそれはそれで怖い



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