第20章 jealousy *
研二さんは隣に移動してきて私の膝にゴロンと横になった
「え?」
「恥ずかしい?顔…真っ赤」
手が伸びてきて頬を撫でられた
「恥ずかしいよ…」
「でも、辞めないけどね」
じゃぁなんで聞いてきたの?って脇腹を擽った
「わっ、こら、そこダメだって………もうっ!」
研二さんは辞めない私を床に組み敷いた
「きゃ…、そんなにダメなの?」
「そ、1番弱い所だからだーめ」
「わかった、もうしないから…」
「どかないよ?極上の体勢だからね」
どいてと言う前にどかないと言われてしまって擽った事を後悔した
研二さんが覆いかぶさって来て耳の横に研二さんの顔がある
「ねぇ、陣平ちゃんとしたんでしょ?
今日の2人の感じ見てわかっちゃった」
「え?え?なんで?」
「見てたらわかるよ、ちゃんのことどれだけ好きだと思ってんの?」
「大事にしてくれてるのはひしひし感じてます」
「ほんとは陣平ちゃんより先に仕掛けたかったんだけど先越されちゃったなぁ」
そう言いながらスルッと服の隙間から入ってきた手に逆らえなかった
「あっ、待って……」
「陣平ちゃんは良くて俺はダメなの?俺の事嫌い?」
「あっ、んっ…ずるい………っ……、嫌いなわけ、ない…」
会話しながらも研二さんの手はドンドン上に上がってきていろんな所を撫でられる
「よかった
ちゃんの体熱くなってきた…少し感じてきた?」
「っ、いわないで……」
陣平さんとは違う、優しい手つきでドンドン私の事を溶かしていく
「どうしたら気持ちいいのか俺に教えて?」