• テキストサイズ

[名探偵コナン]I treasure you

第18章 Check *


「なんだよ、その態度
さっきだって一言も喋らないまま行っちまうし、この数ヶ月なんで1度も帰ってこなかった?」

帰ってくるのか?と聞いても勉強したいからと全く帰って来なかった

「だって…どんな顔して会えばいいのかわかんないんだもん…」
本で顔を隠しているけど耳まで真っ赤なのは一目瞭然だ

が持っていたのは爆弾に関するもので、学生の時俺がよく読み込んだ本だった
わからない事があるなら聞いてくれればいいのに…

本を奪いの顎を掴み上を向かせる
キスをしようとゆっくり近づけば、「やっ…」と顔を背けられた

横を向いたことで顕になるの細い首にチュッと唇を落とす

「っ……、なんで…陣平さんはすぐキスしようとするの?」

目をウルウルさせて聞いてきた
「そんなの簡単な事だ
が可愛くて仕方ないんだ
だから、したいって思う」

の後頭部と腰の辺りに手を回してこちらに引き寄せる

「だから、会いたくなかったのに…」

「は?今のは少し傷ついた…」

「陣平さんの言葉は…私にとって危険なの…なにも考えられなくなっちゃうの…どうしたらいいかわかんない
今だってほんとは突き飛ばさなきゃいけないのに、ちょっと安心しているの
1人じゃないって教えてくれる気がしちゃう
ひとりぼっちはいやだ…」

「流されてればいいだろ、全部全部俺らのせいにして流されちまえ
俺らが自分の欲を抑えきれなくなったんだから、俺らのせいにしちまえ」

諸伏と降谷に置いていかれたと思っているは1人になることを極端に嫌う
1人じゃない、俺も萩原も伊達もいる

今度こそキスをしようと近づけばもう拒否されることはなかった

くち、くちゃっと舌が絡み合う音が誰もいない図書室に響く
「はぁ…じんぺ、さ……ふっ…んん……」
「………、」

警察学校の制服を着ているのおっぱいに手を添える

やっぱりでかいな…着痩せするんだろう服の上からでは想像出来ないくらいの感触に感動すら覚えた
前は暗かったからよく見えなかったし、正直そんな余裕もなかった


/ 420ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp