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[名探偵コナン]I treasure you

第13章 Destiny



下の階が爆発したからいつまでこの状態を保ってられるのか、わからない
マンションが崩壊する危険性もある

「ん…萩原…さん?どうして?」
「詳しいことは後でね…じっとしてて…
大丈夫、ちゃんの事は俺が必ず助けてあげるから」

やってきた陣平ちゃん達に助けられちゃんを病院に連れていった

「そういえば、なんであの爆弾が爆発したんだ?」

「遠隔操作だそうだ、あのまま解体してたら吹っ飛んでるぞ…」

「笑えない…」

ちゃんが爆破事件に巻き込まれたって諸伏にも降谷にも連絡したのにうんともすんとも言ってこなかった

何考えてんだよ、ほんとに
会いに来てやれよ…


ちゃんの体調も回復し帰っていいとの事だった

「ほんといろいろ迷惑かけてごめんなさい」

「まだ本調子じゃないんだから無理しないようにね、まぁでも…誰も怪我なくてほんとよかったな」

胸を撫で下ろしていると陣平ちゃんがご立腹だった

「お前どうせ防護服来てなかったんだろ…
死にてえのか、何度言わせるんだ」

「あんな重たいもん着てられるか……って言いたい所だけど、今回のことでよくわかったよ
これからはちゃんと着るようにする」

ちゃんの様子が気にならなかったら間違いなく俺は死んでいたと思う
なんで犯人があの場面で遠隔操作で爆発させたのかは謎だった

「また住むところなくなっちゃったな…」

「もうすぐ警察学校に入るしちょっとの間実家にお世話になろうかなって思ってる」

「そっか…学校遠いんじゃない?」

「1時間半くらいかかるかも」

それは通学だけで疲れちゃうよね…

「俺のマンション空きあるぞ
大家さん紹介しようか…」

やられた…陣平ちゃん抜かりない…
俺のとこもと名乗りをあげようと思ったけどあいにくマンションは満室だった…

悔しがっている俺を他所に口角をあげて笑う陣平ちゃんはほんと憎たらしい…

でも、ここは陣平ちゃんに任せようか…
1時間半もかかる所に行かれたら今までのように会いにくくなるし…
抜け駆けされたとしてもそっちの方がいいように感じた


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