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[名探偵コナン]I treasure you

第93章 To solve a mystery in POARO



「ストッキング、脱いでください
冷やしておきましょう」

「事件が終わってからでも、大丈夫」

「バカか…」

いきなり零くんの口調に戻って怒られた

「の食事が終わる頃を見計らって入れたんだから、熱かっただろ?」

確かにそうだけど…
だけど、暗さに気を取られて熱さはあまり感じなかった…

「ほら、赤くなってる…大人しく冷やしててください」

「そうだ、には、犯行は無理だしな」

バックヤードに入ってきた陣平さんがそう言った
「淹れたての紅茶被ってよく平気だったな」
「いきなり人が刺されて倒れてたら、そっちに気がいっちゃうよ」

ふーん、と納得してない様子だったが、バックヤードの入口から店内の様子を観察している陣平さん


「なぁ、お前が秘密にしてることってあるか?」


一瞬…ドキリとした…

「ん?秘密と言えば、ヒロくんの事を高明さんに隠してたことくらい…」

あ、沖矢さんが赤井さんだってこと、零くんにはまだ秘密だった…

でも、秘密にしなくちゃいけない
まだ2人は和解してないし…


誰かを守るためだとはいえ、秘密は嫌だな…
なんで話してくれないのか、モンモンと考えちゃうだろう
自分だけ蚊帳の外って感じちゃう…


「それも誰かを守るための秘密、か…」
「なに?なんのこと?」

「動機は嫉妬…か…」
「ねぇ、なに?」

聞いてろと服部くんや零くんの推理に耳を傾けた


服部くんが、刺す前に話し合えって言ってた

ほんとそうだよな…話し合いは大事


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