第93章 To solve a mystery in POARO
高校生の男の子は服部くんというそうで、西の高校生探偵だという
コナンくんと服部くんが言っていることをメモ一応メモした
返り血は誰の手にもついていなかった
もちろん私の手にも…
目暮警部、高木さんが陣平さんと一緒にやってきた
私を見て驚いて、ヤレヤレという顔をする
「一応、お前も容疑者の1人だからな」
「わかってるよ
犯人はこの店内にいた誰かなんだし、しょうがない」
停電した原因もわかった
被害者の男性は敵が多かったらしい
服部くんは安室さんの事が気になってるみたいだけど、コナンくんに合図を送って降谷零のことは隠した
探偵だということに納得したらしく、それ以上の事は触れてこない
「で、この姉ちゃんは?
何やらずっとメモってるけど?」
この人は刑事さんだよ、とコナンくんは可愛く笑った
「素知らぬ顔してんと、捜査しろよ」と呆れられた
「あなた達が私の言いたいこと全部言っちゃうんですが…だから、メモを…」
「ははは…そら、すんません…」
明かりが消えた時何をしていたかと聞かれてそれぞれ答えていく
「で、お前は何してたんだ?」
「恥ずかしながら…その和田さんと同じようにしようと思ってカウンターの席から降りようとしたんだけど、暗くて椅子に足を取られて転んでました…」
安室さんに駆け寄ろうとした事は隠した
警部を始め、高木さん、陣平さん、零くんまでも…盛大なため息をつく
「あはは…」
「ったく、しっかりしてそうで、そういう所はドジだよな…擦りむいてる」
手首を掴まれて陣平さんの顔の前でマジマジと小指を見られた
「気が付かなかった…」
小指の所を少し擦りむいてて赤くなっていた
「さん、こちらへ来てください」
安室さんがバックヤードに来いと言う
「その時でしょ?紅茶をひっくり返して足に被ったのは…火傷してませんか?」
私とんだドジっ子じゃないか…何やってんだろ…ほんと