第89章 Reunion of impression
鹿野さんの自宅で彼自身の遺体を見つけた
竹田班長の携帯電話から送られたメールには残り三羽の文字
「これって警察に恨みを持つ者の犯行ってこと?」
「だろうな、額にまた啄木鳥の足跡が付けてあるし」
現場からもどって、毛利さん達に話している所で、兄さんが大和さんが怪しいと言い始めた
「高明さん…」
は兄さんの言葉に少なからずショックを受けているようだった
秋山さんの介入で、「大親友」のワードに2人の空気が変わった
1人で捜査すると言う大和さんをは1人で追いかけた
きっとあれは兄さんと大和さんの計算づくの行動で、犯人の作戦に乗ったんだと思う
大和さんに追い返されてしょげて帰ってくると思ったのに、は帰ってこなかった
「繋がりましたか?」
「だめだ、電源が切られてるみたい」
どこにいったんだよ、
犯人は秋山さんで、啄木鳥会への復讐だった
「さんを知りませんか?」
知らないとシラを切り通していた
スタンガンで気絶していた三枝さんが気が付き、大和さんが詰め寄る
「知らない…」
「あいつに何かあってみろ」大和さんの希薄に負けて三枝さんがポツリポツリと話し出した
啄木鳥会の証拠となる書類を抱えているところをに見られて山小屋に監禁したと吐いた
「それはどこです?」
秋山さんは白煙が上がる方を指さした
大和さんに胸ぐらを掴まれて、火をつけたのか?と詰め寄られている
力なく頷く三枝さん
時が来たら自然に発火するようにしたらしい
「うそだろ…」
「景光、行きますよ、まだ諦めてはいけません」
愕然とする俺の腕を引っ張って現場まで急いで行く
燃え盛る炎に包まれた山小屋の前でが経たりこんで座っていた
腕には何か大事そうに抱えている
三枝さんが隠した書類だった