第89章 Reunion of impression
は由衣さんと、上原刑事を呼び止めて啄木鳥会の事を詳しく教えて欲しいと頼み込んでいた
「どうやら、俺たちが調べてこいと言われた案件とこの事件とは繋がってるってことだよな」
「そうだけど、捜査には加われないよ」
「なんだ?手伝ってくれるんじゃねぇのか」
大和警部は俺たちも一緒にと一課長に言ってくれたみたいで、捜査に参加することになった
兄さんや上原刑事達と行動する
夢みたいだなと思う
まさか兄さんと一緒に捜査することになるなんてな
大和さんは別行動を取る中俺たちは、竹田警部に恨みを持っていそうな人物の割り出しを急いでいた
「さんの雰囲気が以前と違う気がしますが…」
「ちょっとな、いろいろありすぎて…何から説明したらいいか分からないな…」
「景光と連絡が取れなくなってから、さんは、私のことを気にかけてくれて、本当によく出来たお嬢さんで、景光には勿体ないくらいですよ」
「はは…、そうだな
俺には勿体ない女の子だよ、ほんと…」
の方をチラッと見ると、上原刑事と何やら話し込んでて、目が合う
パッと目をそらされて軽く凹んだ
コホンと兄さんの咳払いで我に返る
集中しよと、気を引き締めた時
黒田一課長達3人が俺たちの頃へやってきた
大和さんによく似た人物の目撃情報が出たと…
それとほぼ同時に大和さんから兄さんに着信があった
鹿野さんの家に向かった大和さん
ここにいるみんなで鹿野さんの自宅に向かう事になった
兄さんが呼び止められて、大和さんから目を離すなと一課長から指示があった
鹿野さんの自宅に向かう車中でが不安そうにしていた
「大和さんなら心配ないよ」
「そうだよね…」
大和さんに随分懐いていたみたいだから、心配なのもわかる
兄さんの顔が険しいのも頷けた
一課長からあんな事言われなのだから