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[名探偵コナン]I treasure you

第88章 Rainy day


恥ずかしそうに言う言葉を聞きながら俺も身体を温めた

風呂から出れば、がご立腹だった

「しゃーねぇだろ、濡れた下着つける訳にはいかねぇんだから…買う俺の気持ちも汲んでくれ」

「そうだよね、ごめん…ありがとう…
でも、どんな顔して買い物したの?」

「それ以上言ったら犯すからな」
「え"、ごめんなさい…もう言いません…」

夕食はホテルの中で、着替えのお礼との奢りだった

どっちがソファで寝るかと一悶着ありながらも結局はダブルベットの端と端
背中を付き合わせてベットに入った


はぁ…眠れねぇ…
ベットに入ってから数時間、目が冴えて全然眠くない

は規則的な寝息を立てて眠っていた
好きな女とホテルの一室で二人きり
すぐに眠れる男がいるなら、出てきて欲しい
そんなくだらないことを思いながら目を閉じた

いつの間に眠ってしまったんだろう
人肌の温もりを感じて…目を開けた
背中合わせで眠っていたはずのがいつの間にか俺の腕の中にいた

が起きる前に1度だけ軽くキュッと抱きしめる
これが今の俺にできる精一杯の事
ゆっくりと身体を離して背中を向ける

ちょっと早いが身体を起こした

もう出来上がっているだろうクリーニングをフロントに取りに行く

部屋に戻るとも起きてはいたもののまだボーッとしていた

「おはよう」
「んー、おはよ」

軽く朝食を取ってから新幹線に乗り込む
あいつらへの土産も買ったし、とはご機嫌だった

「陣平さん、着いてきてくれてありがとうね
お墓参り行った後ってどうしても少し凹んじゃうんだけど、陣平さんがいてくれたからいつもより気分が軽かった」

「どういたしまして、美味いそばも食えたし、俺も着いてきて良かったよ」

新幹線の中で意を決してに想いを告げた

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