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[名探偵コナン]I treasure you

第88章 Rainy day




「また、赤井の所なのか?」

「そ、記憶が戻ったから俺はお払い箱って訳だ
赤井直々にをご指名だからな」

「あいつが一緒なら安心だろうけど…」

「安心?!本気で言ってるか?
赤井の所から帰ってきたあいつ、赤井の吸うタバコの匂いをつけて帰ってきやがる…」

「ははっ…に関してはパーソナルスペース近いんだよな、赤井は…」

イライラしてんのが手に取るようにわかって、思わず笑ってしまう

パタパタと走ってくる足音が聞こえて入口に目を向けるとが息を切らして飛び込んできた

「陣平さん、探したよー
あ、ヒロくんお疲れ様ー」

「戻ったのか、どうしたんだよ」

「事件ですよー佐藤さん達もう行っちゃったよ?」

「ほらほら、行ってこいって」

「ヒロくん、またね!」

走っていくの後ろを気だるそうに歩いていく松田の背中はまだ不機嫌そうだった

「なーに?また事件?
ほんと次から次へと事件が起こる街だよねー」

「萩原かーおつかれ」

ライターでタバコに火をつけて紫煙を吐き出した

「おかげでもう3日も泊まり込んでるよ」
「大丈夫か?」
「忙しい方がいい、余計なこと考えずにすむ」
「ちゃんの事か…あれからどうなの?」

どうもこうも忙しすぎてと顔を合わせることも少ないし、向こうも忙しそうだ

「ふーん、モタモタしてんじゃねぇぞ
誰かにかっさらっていかれても、知んねぇぞ」

「ありがとう、萩原が応援してくれるなんてな」

「陣平ちゃんとくっつくのも悪くねぇがちゃんが、1番いたい相手といるのが1番いい
それを決めるのはちゃんだから、俺は誰の味方でもないよ
強いて言うならちゃんの味方だよ」

ニカッと笑って喫煙所を後にした

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