第76章 The Darkest Nightmare 2
「一応絆創膏貼りましたけど、終わったらちゃんと手当てしてくださいね」
「あぁ、ありがとう」
降谷が立ち上がって変われと言った瞬間、闇に包まれた
「なに?!」
「もう少しだってのに、コードの判別が出来ねぇ」
「これ、使いますか?」
が差し出したのは小型のライト
「電池式なんでそんなに長い間使えないかもしれませんが…」
「さすが、これなら解体できる」
「松田、を連れてここから離れろ
反対側に行けばとりあえずは安全だろうから
この停電が奴らの仕業なら、ここは危ない
を守ってくれ」
「解体は任せたぞ」
の手を取って、その場を離れた
「松田さん、私は大丈夫
1人で行けます、降谷さんの手伝いを…」
「黙ってろ」
得体の知れない奴らが空からやってくる
爆弾が爆発しないと知った奴らはきっと直接的な攻撃を仕掛けてくる
その場にをいさせる訳にもいかない
ましてや、1人で行動させるなんて…
「大丈夫か?」
観覧車の反対側について物陰に隠れた
肩で息をしているの背中をさすった
「ハァ…ハァ…」
が息を整え終わった所で、観覧車に物凄い衝撃があった