• テキストサイズ

[名探偵コナン]I treasure you

第73章 Collaborator


目をゴシゴシ擦りながらはまた1口ハムサンドを口に入れた

「たくさん食べてください」
口調は安室さんなんだけど、表情は昔のに対する降谷で、とっても優しい顔をしていた

子供達が帰って、バイトの女の子もシフトを終えて帰っていった
店内には3人だけで、落ち着いた時間が流れている

「コーヒーおかわりします?」
「ミルクティーが飲みたいです」

本当に美味いものなら記憶の片隅に残ってるんだなとを見つめながら思う

コトっと静かに置かれるマグカップに注がれたミルクティー

フーフーしてからマグカップに口をつける
美味しっと唇をペロッと舐めた

ゴクリと自分の喉が鳴った
ガンとトレイで殴られた

「そんないやらしい目で彼女を見ないでください」

「いってぇーなぁ」

が驚いてるだろうが!
降谷に見透かされていた事が恥ずかしい

ガシガシと頭をかいて、の仕草にドキドキした自分を落ち着かせた

チラリとを見るとこっちを見ていて、ボンと音がなりそうなくらい一気に顔が熱くなった

「松田さん?」
「なんでもねぇよ…こっち見んな」

肘をついて、とは反対方向へと向いた

「しょうがない先輩ですね」
「私、何かしました?」
「気にしない方がいいですよ?」

オロオロしていると
この状況を少し楽しんでいる降谷


不貞腐れたままポアロを後にした

「松田さん?」
「なんだよ…」
「怒ってます?」
「怒ってねぇって、気にすんな」

車の中で心配そうに俺を見ている
「ほんと、なんでもねぇから…」

信号待ちでの頭をポンポンと撫でると安心したように微笑んだ

/ 420ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp