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[名探偵コナン]I treasure you

第73章 Collaborator


「本日付けで異動になりました
です、よろしくお願いします」

目暮警部は教育係に俺を選んだ
「改めてよろしくな」
「はい、松田さん、よろしくお願いします」

深々とお辞儀をされて、の席に案内した

伊達と俺の間、これで少し安心できる
チラチラとの事を見ている奴らに睨みをきかせた

「ちゃん、心配したわよ
今日からよろしくね」

「佐藤さん…ご心配お掛けしました…
よろしくお願いします」

「早速だが…」と警部が切り出した
警部の指示で2人で聞き込みをしに行くために本庁を出発する

と2人で街で聞き込みをしている時に、降谷を見かけた

「あー、降谷さんだ!」
「シッ!」

あいつは公安のゼロで、多分今は潜入捜査中
外で会っても降谷と呼ぶなと言って聞かせた

「安室さん?あの人に付けられてません?」
「え?」
が指さした先には帽子を被った男

降谷なら心配いらねぇだろうが、一応尾行した

「喫茶ポアロ?」
ここがあいつの潜入先?まさかな…

小腹もすいた事だし、食べ損ねているランチがてらポアロに入ってみることにした

「いらっしゃいませ」

「プッ…」
営業スマイルの降谷に思わず吹き出した

「何か御用ですか?」
青筋を立てながらそう尋ねてくる降谷に付けられてたぞと伝えると、でしょうねと帰ってきた

メガネの少年達も店に駆け込んできて俺と同じことを言う

続いてさっきの帽子を被った男が店内に入ってきた

「ハムサンドの作り方を教えて欲しい」
ここ数日安室さんの事を付けていたのはどんな材料を使っているのか調べる為だったと

「いいですよ」と快く答えていた

俺達もランチがまだだったから噂のハムサンドをご相伴させてもらうことにした


「おいしー」
子供たちの歓喜の声が上がる中、ハムサンドを1口食べたは泣いていた

「?」
「あ、ごめんなさい…
このハムサンド食べたことある気がして…やだ…止まんない…
大好きな味でとっても懐かしくて…
安室さん、とても美味しいです」
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