第71章 regret *
スリの事件の後、ベルモットを車に乗せて
変装を解いた
今日の目的を聞かれてまた後日話すとベルモットに伝えた
「ところであなたの彼女も現場にいたわね」
「へぇ、そうですか?気が付きませんでした」
ベルモットは僕から聞いた名前と連れの男に呼ばれた名前が違うと指摘してきた
一緒にいた男は刑事っぽかったと
「まさか、彼女…警察官てことはないわよね?」
「もしそうなら、逆にこっちが利用してやりますよ
僕を裏切っているなら許せませんから…」
「頼もしいわね、バーボン」
嫌な予感がした
が公安警察だとバレてしまうかもしれない
何とかしなければ…とヒロは僕が守る
そう誓ったのに…こんなことになるなんて思ってもみなかった
いつか伊達に言われたのに…
「自分の力を過信しすぎるな」と…