第65章 breaktime
、と陣平さんに本庁の中で呼ばれた
「陣平さん、どうしたの?」
「見かけたから…思わずだよ」
ちょっと来いと休憩所に連れてこられて座れと言われた
「ほい、お前の好きなやつ」
私がいつも飲むやつを買ってくれて、陣平さんは私の隣に座った
コテンと私の肩に頭を置いて疲れたーと一言呟く
「なんの事件だったの?」
毛利探偵がはめられかけた事件、ビルの屋上から男が落下した事件、工事現場で鉄パイプが落下した事件、などなど…ここ最近起きた事件で疲労困憊らしい
「お疲れ様」
「にそう言って欲しかったんだな、俺…
お前のその言葉で、疲れも吹っ飛ぶよ」
「またまた…陣平さん相当疲れてる?」
まぁなと笑う陣平さんは本当にお疲れで目の下には隈が出来ているし、今にも眠ってしまいそうで
「仮眠室いく?」
「いや、まだやることあるからな…
何時まで本庁にいる?」
「んー、今日は20時くらいまでかな」
私も報告書が溜まってる
「帰る時声かけてくれ」
「わかった、じゃまた後でね」