• テキストサイズ

[名探偵コナン]I treasure you

第61章 common cold


「いらっしゃいませ」
安室さんスマイルはキラキラしていて、なんだかといきなり降谷零に戻った

「なんだとは酷い…」
「ん?お前、熱あるのか?」

なんでこの人たちは私の顔を見るだけで体調が良くないとわかるのか不思議

「セロリはいりませんよ」
「是が非でも食べておいてもらいたいですけど」
「いりません」
拗ねたようにふいっと顔を背けると
これをと少年達が持っていたミステリートレインのパスリングを渡された

「了解です」
「その前に風邪を治しておくこと、分かったな」
「はーい」

このまま直帰してもいいと言うことで、マンションに帰りにベットに潜り込んで眠った

朝起きたらたくさんの陣平さんからの着信とテーブルにメモ書き

冷蔵庫にゼリーを入れて置いてくれた

すぐに電話をかけると熱はどうだ?と心配してくれた

「ぐっすり眠ってたみたいだから、起こさなかった
下がったみたいで良かったな」

「ありがとう、ゼリーも
朝ごはんにするね」

もっとしっかり食えと笑いながら言われた

ミステリートレインでの事を打ち合わせする為に登庁していた零くんと会議室に籠る

「バーボンはシェリーをどうするの?」
「お前は知らなくていい」

怖い顔でそう言われた
ちょっとムッとして睨みつけたら、ポンと頭に手をやられた
「なによー」
「安室透の恋人役にお前を抜擢したんだ
お前は恋人をそんな顔で睨みつけるのか?」
「は?恋人役いる?」
「ベルツリー急行のミステリートレインだぞ、推理好きのカップルが乗ってた方が誤魔化しやすいだろ?」
「零くんや陣平さんみたいにキレキレの推理は出来ませんよ」
「それなりに演じてくれればいい」
私の仕事はそれだけ?
誰を誤魔化すのかこの時は特に気にしなかった

「零くん、何をしようとしてるの?」
「指示はその都度出す」

私の質問には答えず以上だと言って会議室から出ていく零くんの背中を見つめた


/ 420ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp