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[名探偵コナン]I treasure you

第6章 friend


聞いてないぞ、彼氏が出来たなんて…

「なんだ、あの子彼氏いんのか…」
と松田まで言い出した

お待たせしましたとが料理を運んでくる

「、彼氏って?」
「シーッ、そう言いなさいってマスターが…」

の言葉を聞いて嬉しそうに松田と萩原が顔を上げた

ということは、男性客にそこそこ誘われてるって事かよ、と腹立たしく思う

「じゃぁ、俺とデートしようよ」
「いや、俺だな」
と立候補し始めた萩原と松田

「この子困ってんだろ」と伊達が止めてくれていた

「ここでデートならいつでも歓迎しますよ」と笑う

なんつーか、本当にかわし方が上手くなったな…

「けど、珍しいな
萩原と松田に靡かない女の子」
伊達が物珍しそうにの事を言う

「、いつか言ってた事を言ってやれば?」
ゼロが発破を掛けるように言う

「なんのこと?あ、もしかしてあれ?」
「そう」
「ヒロくんと零くんがいい男すぎて他が目に入りませーん、てやつ?」

どうだと言わんばかりのドヤ顔のゼロ

「はぁ?おい、降谷
俺らがお前らより劣ってるとでも言いたいのか?」
「まぁまぁ陣平ちゃん、落ち着いて」

今にも殴り合いをしそうになっている2人を萩原が止めた

「お前らいい加減にしろよ、お嬢さんを見てみろ、呆れてるじゃないか」

「あ、いえそうじゃなくて零くんがそんな態度取るの珍しいなって…
心開かないとあんな零くん見られないから」

「もそう思うよな」

「でも、陣平ちゃんと降谷、最初っから殴り合いの喧嘩ばっかでさ
場を納めるの苦労したよな、諸伏」

「そうだな…でも今ではすっかり仲良くなっちゃって…」

「「仲良くない」」

ハモった2人を見て耐えきれなくなったが吹き出して笑った


「それ、十分仲良いと思うよ」

笑いすぎて涙を流しながら言うをジトーっとした目で見つめるゼロと松田


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