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[名探偵コナン]I treasure you

第48章 dying at one's post


赤井さんから連絡があって、相談したいことがあると杯戸中央病院に呼び出された

ジョディさんを見つけて赤井さんの居場所を聞くと屋上かしら?と教えてくれた
「会いたかったわ、あの時のお礼出来てなくて、貸してもらったハンカチも返さなくちゃね」
「いいんです、あの場に置き去りにしちゃってごめんなさい
酷い怪我だったのに…」
「気にしないで、シュウに用事なんでしょ?立て込んでて一緒に探せないけど」
「自分で探してみます、ありがとうございます」
ジョディさんも忙しそうだな
FBI捜査官がたくさんいる?何が起こっているんだろう…不思議に思いながらも屋上に向かってみることにした

屋上の扉を開けて赤井さんの名前を呼んだ

「か…来てくれたんだな」

パタンと携帯を閉じた赤井さんは胸元のポケットにしまった
少し切なそうな顔でちょっと様子がおかしくて赤井さんが喋り出すまで一緒に壁に持たれていた
しばらくたってから赤井さんは口を開いた

「は不思議な娘だな
一緒にいると、落ち着く」
「は?えぇ?どうしたんですか?急に…」

そんなことを言われて驚いていると、頬を指先が撫でた

「熱、出してたって?もう平気なのか?」
「もう全然大丈夫です!」
「それなら良かった」
頬を撫でた指が違和感があって赤井さんの手を掴んでまじまじと見つめた
「なんで指先にこんな事…」
「諸伏を助けた時に使ったあの装置…まだ使えるか?」
「え、はい
博士に頼めばまた作れると思います」

赤井さんが何を考えているのかわからないまま、コナンくんと合流する

「なんでコナンくんがいるの?」
「このボウヤはなかなか頭がキレる、知恵を貸してもらってるんだ」

赤井さんとコナンくんの作戦を一通り聞いてびっくりした
先のことまで読みすぎて、本当にそうなるのか疑心暗鬼だった



「キミ、本当に凄いね
松田刑事わかる?時々話を聞くけど、推理力に完敗してたよ
爆弾処理班の萩原さんの所でも解体方法教えてーってチョロチョロしてるってほんと?」

頭をガシガシ掻きながらバツが悪そうな顔をするコナンくん

「でも、あんまり首突っ込んだら、危険だからね…」
コナンくんの目線を合わせるためにしゃがんで手を取って、ね?と問いかけるとボンて音がしたんじゃないかと思うくらいに顔が真っ赤になった


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