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[名探偵コナン]I treasure you

第47章 Endurance


「あちっ!」
「ほら、貸せ」
から器を受け取ってフーフーと冷まして口元に持っていって食べさせた

「おいし、零くんの味付けだね」
何口か食べたところでもう食べられないと言われてしまう

「薬は飲まなきゃダメだぞ」
「えー?どうしても?」
「薬嫌いは変わらねぇな…」

水と薬を渡すと嫌々ながらも飲んでくれて安心した
「大人しく寝てろよ」
「ありがとう」

食器を洗ってからの様子を見るともう眠っていた
苦しそうな息遣いは変わらないけど、顔色はさっきよりもいい

のそばで赤井に頼まれていたハッキング作業をする
特に得られる情報はなくてPCを閉じた

時計に目をやると3時間ほどたっていて、は汗びっしょりだった

着替えなきゃダメか…

お湯を用意して濡れタオルで首筋を拭くとが目を覚ます

「起こしちゃったな」
「ううん、気持ちいい…ありがとう」
「体起こせる?」
「うん」
後ろを向かせて背中を拭いてやる
「寒くない?」
「大丈夫」
「こっち向いて」

背中を吹いた時にブラのホックも外した
胸が見えないように腕でブラを抑えながらこっちを向いたは熱のせいだけではない、耳まで赤く染めて恥ずかしがってる

「ん、できた」
俺のシャツを渡してに背を向ける
やばかった…の身体はやっぱり綺麗だった

「大人しく寝とけよ」
「うん」

の様子を見に行くとよく眠っている
おでこに手をやり熱の確認をする
少し下がったみたいだ
おでこの手を寝ぼけたに掴まれて離してくれない

「しゃーねぇな…」
夜も老けてきて、少し眠くなっていた俺はの隣に潜り込んだ

の寝顔を見ながら俺も眠りについた

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