第47章 Endurance
そんな中、街中で赤井さんがライフルで組織の大物ジンと撃ち合いをしたらしい
事後報告なもんだから、フォローしようにもなかなか骨を折った
「いつもすまんな」と謝ってくる赤井さん
すまんなと言うなら事前報告が欲しいですと言うと
鼻で笑う赤井さん
弾痕とか警察の目を誤魔化すのが難しい
組織は毛利小五郎に目をつけたらしいけど、赤井さんが上手くやったらしい
その事についてヒロくんと話している時、ゾクゾクと背中に一瞬、悪寒が走った気がした
気のせい気のせい、ちょっとお水を貰おうと立ち上がった時、クラっと目眩がして同時に激しい頭痛に襲われてその場に座り込んでしまった
「え?、大丈夫か?」
「ハァハァ…ん、ちょっと頭痛いだけ…」
「熱くないか?」
おでことおでこをくっつけてヒロくんが、熱を測ってくれる
「ずっとは忙しく走り回ってたからな…疲れがでたんだろ…」
支えてもらってないと体が起こせなくてこれはダメかもと薄ら思った
ヒロくんに抱きかかえられてどこかに運ばれた
それさえも考えることもできなくて目を閉じる
ふわふわのベットに連れてきてくれて重たい身体をベットに沈めた