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[名探偵コナン]I treasure you

第4章 rescue


助けが来たかなと俺も服を着た

「景光、さん
中にいますか?」

兄さんの声がした

「いるよ!二人とも無事だから心配ない」

「良かった!雪で扉の半分まで塞がってますのでもう少し時間をください」

「わかった」

兄さんにまで手間をかけさせてしまって申し訳なく思った

無事に外に出れて兄さんに抱きしめられた時は俺もホッとした

スノーモービルで別荘まで戻って荷物を取りに行きそのまま、街のホテルに移動した

「本当に2人が無事で良かったです」
「ヒロくん巻き込んでごめんなさい」
がしゅんとして兄さんに謝っている

「責めてるわけではありませんから」
兄さんに頭を撫でられて泣き出してしまった

怖くないって言ってたけどやっぱり怖かったんだな

ボウズとお嬢ちゃんがが泣き止むのを待って近づいてきて「ごめんなさい」と謝っている

「2人が落ちなくて良かった
もう2人だけであんな所行ったらダメだからね」
「「うん」」

「、足首見せてみろ」
「え、大丈夫だって」

を座らせて足首を見ると腫れ上がっている
捻ったとは言ってたけどここまで酷いとは思わなかった

「骨折してないといいのですが…」
「大丈夫です、ほんとに…」
「気づいてやれなくてゴメンな…」

小屋の中でもっとしっかり診てやれば良かった

「ヒロくんのせいじゃない」
「の保護者は俺だ」

その言葉にピクンと反応して、それからすっかり黙り込んでしまった

「兄さん、を病院に連れていきたいんだけど」
「えぇ、救急を探します」
「行くぞ、歩けるか?」
支えてやろうと手を差し出しても跳ね除けられてしまった

「1人で歩ける」

なんだよ…


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