第43章 JACK
「やっぱり、陣平ちゃんこっちにいた
はい、まだ家事できないでしょ?
美味い弁当買ってきた、もちろん陣平ちゃんのもあるよー」
「さすがだな、サンキュ」
3人で萩原が買ってきてくれた弁当を食う
「ちゃん、早速明日登庁って聞いたけど、大丈夫なのか?」
「平気だよ!仕事溜まってるって風見さんが…」
メガネの背の高い奴か…の事休ませてやれよと思っていると萩原に小突かれる
「ダメだよー、そんな顔
まぁ…休ませて欲しいって思うけど、ちゃん優秀だから、早く復帰して欲しいんだと思う」
「優秀なのは認めるが怪我人だぞ」
「そんな褒めなくてもいいから、やめてよ
零くん巻き込んじゃって、自信なくしてるんだから」
まだ気にしてるのか…
の性格からしたら、しょーがねぇよな…
萩原が励ましていた
が洗い物している時に、萩原がこそこそ俺に耳元してくる
「あんな所に痕付けちゃって、独占欲丸出しだな…ガキじゃねーんだからさ…」
「わかってっけど、抑え効かねぇんだ…あいつといると…手ぇ出さないつもりでも気づいたら押し倒してる…どうしようもねぇな、俺…」
こんな情けない姿を見せらせる親友がいる事に感謝しねぇとな…
「気持ちわからなくはねぇけど…ちゃんの気持ちも考えてやんねぇとな」
「そう…だな…」
のこと、怪我人ってさっき言ったのに、その怪我人にあんなことして、無理させちまったと反省した
「陣平さん、研二さんビール飲む?冷えてるのあるよー」
「貰う貰うー」
嬉しそうにの所にビールを取りに行く萩原
こいつ、今日帰んねぇつもりかよ…
あっという間に酒盛りが始まった