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[名探偵コナン]I treasure you

第38章 FBI




「FBIだなんて、信じれると思いますか?」

「信じないならそれでもいいが、お前の同僚の諸伏景光彼の命が危険に晒されている」

「え?」

「NonOfficialCover、スパイだと組織のヤツらに疑われている、彼を助けたければ俺と手を組まないか?」

「ま、待って…混乱しててよくわからない…」

「これなら、信用して貰えるかな?」
FBIのIDカードを見せてくれた
Shuichi Akaiのサインが入っている

本物だよね?でも、これを持ってると組織の人に見つかったら、この人はもノックだとバレてしまうのに…

「どうして?」

「俺の言葉だけで信用させられるほど、アンタは馬鹿じゃないと思ったから…」

「諸伏景光は私の大切な友人です、彼を助けたい…力を貸して…なんでもする、お願い」

「商談成立だな」
ふにっと私の胸に赤井秀一の手が触れる

「ちょっと!なんですか?」
「先程の続きと洒落こもうじゃないか」
「やめてください」
「随分とかわいい反応をして喜んでいたと言うのに…残念だ」
「からかわないで…」
「また今度だな、続きは」
「続きなんてしませんよ、それより諸伏さんを助ける方法考えないと…」

2人で作戦会議をしている時にふと気になった事を聞いてみた


「何故諸伏さんの事を助けてくれるんですか?」
「彼はこんな所で死ぬべき男ではない
狙撃手としての腕も申し分ないし、頭もなかなかキレる
立場は違うが、組織に噛み付こうとしているなら、手を組んだ方がいいと思わないか?」

「彼のこと買ってるって事?」

「まぁそうだな」

「じゃぁ、…その、なんであんなことしたんですか?」

「ん?あぁ…お前に手を出したことか…
いい女を手に入れたいと思うのは男の性だろ」

「そんなの理由になりませんけど…」

「では、俺が正直にFBIだと証した所でお前は信用したか?快楽は人を素直にさせるからな
一瞬気を抜いただろう?あぁしなければお前と腹を割って離せないと思ったからだ
一筋縄ではいかない女だよ、君は」

妙に納得したけど、でもあんなことしなくても…

赤井秀一がFBIじゃなかったらと思うとなんだか恐ろしくなった

「なんだ?その顔は、続きして欲しいのか?」
「違っ…」
「残念だな」

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