第38章 FBI
この路地裏から少し歩いた所のホテルの一室に連れてこられた
ベットに放り投げられて、ギッとベットが軋む音と共に諸星大が覆いかぶさってくる
「やっ…やだ…」
「そんなに怯えるな…悪いようにはしない」
服を捲りあげて胸をさらけ出された
大きな手で包まれたらピクンと反応してしまう私の身体
「感度はいいようだな」
声が出ないように必死だった
気を抜けば、きっと甘ったるい声が出てしまう
いやらしい手つきで身体を撫で回されて、もっと強い刺激が、欲しいとさえ持ってしまった
キュッと先端を摘まれたら、抑えきらない声が少し漏れ出て、逆らえない
「いい声が出るじゃないか」
ストッキングと下着を一気に取られて
膝を大きく割って諸星大の顔が秘部に近づいてくる
ねっとりと舐めあげられるともう声が我慢できなかった
「ひゃぁん…やっ…あぁ…ふぅ…やっ…」
「随分と丁寧に男に抱かれてきたんだな…お前を抱いてきた男は、お前の事が好きで好きで仕方ないという感じか…全身性感帯なんじゃないのか?」
諸星大の問いかけに答えられる余裕もなくただただ喘ぐことしか出来ない
ズブりと指が私のナカに入ってくる
卑猥な水音がしているのに耳を塞ぎたかった
長い指が、イイトコロを探し当てるように動き回る
ビクンと腰が跳ねた
「ここか…」
「あぁ…やぁ…んあっ……」
ダメ…そこ、そんなにしちゃ……
もう少しで昇り詰めるという時
「お前、公安だろ…」
「え?」
「当たりだな…、話がある…
だが、このままでは可愛そうだから、1回イッておけ」
「えっ、あっ…んあっ…あぁぁぁん…」
ビクビクと達してしまった
呼吸を整えていると諸星大はベットに腰掛けた
「いつまでも蕩けた顔してないで、服整えろ」
「なっ!乱したのは誰ですか」
「俺だな」
フッと笑う諸星大、なんだかこの人の掌の上で転がされている気がする
「俺はFBI捜査官赤井秀一だ」
「えぇ?!だって、え?」
「その様子だと、やはり俺が組織の人間だと知っているようだな」
あ、まずい…
「、警視庁公安部だろ?」
バレてる…
「そう警戒するな、目的は一緒だ
潜入して組織のヤツらに噛み付こうとしてるんだから…
お前もだよな?」
「私は詳しいことは知らされてません」
この人の話どこまで信用していいかわからなかった