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[名探偵コナン]I treasure you

第31章 Hold


立ち上がろうとした時にフラっとした

「おっと…なんだ…も酔ってんのか…」
転びそうになったのを抱きとめてくれた
そんなに酔っ払ってないって思ってたのに、足にはきていたらしい

座ってなと言ってくれてブランケットの場所を聞かれる

「これでいいのか?」
「うん、ありがとう」

酔ったと自覚すると余計にフワフワしてしまう

「膝枕してやろうか?」
「えー、いいよ大丈夫」

まぁまぁと腕を引っ張られて膝枕をされた

筋肉質な太ももは枕にはちょっと固い


「公安の仕事きつくねぇ?」
「大丈夫」
「降谷は無茶苦茶な要求しそうだからな、それが心配」
「ヒロくんがフォローしてくれるから」
「つらい事言われたりは?」
「大丈夫」

大きな優しい手で髪を撫でてくれる

なんだか眠たくなってしまってウトウトしていると寝てもいいぞと言ってくれた

「が眠ってもちゃんとベットまで運んでやる」
「研二さんは?」
「萩原はこのままだ、俺はと一緒に寝るよ」
「研二さん可哀想だよ」
「自業自得だろ」

本当に寝てしまいそうだったので1度体を起こして後片付けをした
本格的に眠たくなって目を擦っていると陣平さんに横抱きにされて寝室に連れていかれる

「おやすみ」
もぞもぞと陣平さんも一緒に入ってきた
「ほんとに一緒に寝るの?」
「なんかあったんだろ?今日はの事甘やかしてやろうと思ってな
背中トントンするのと頭撫でるのとどっちかよく眠れる?」
「子供寝かしつけるみたい…」
「たまにはいいだろう?ほら、目閉じろ」
結局背中をトントンしてくれて眠りにつく
陣平さんの体温は暖かくて、お酒の効果もあり瞼が落ちていくのもあっという間だった



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