第30章 Party *
額に手をやってため息をつくゼロ
「いつからだ?」
「んー、と再会したくらいの時
今回で2回目だけどな」
「そんな事は聞いてない…」
「そう…
で、仕事って?」
「借りるぞ」
「ん?」
「ヒロにはバーテンの仕事をしてもらう
ある人物2人に盗聴器を仕掛ける
僕は女、は男」
「俺だけ働くのズルくないか?」
「ターゲットの男にが好きなようにされてもいいんだったら、降りるか?」
「ダメだ!」
「はぁー…その独占欲どうにかしろよ…
付き合ってるわけじゃないんだろう?」
そりゃ、そうだけど…
ゼロにターゲットにされるような男にを好きにさせるのは絶対嫌だった
ドアがそーっと開いて着るものがないと半泣きの
ゼロがショップの袋ごと渡した
ありがとうと小さな声
まだゼロの顔を見れないみたいだった
着替えてきたはプリプリ怒っている
なんでだ?のイメージ通りのフワフワのワンピース
似合っててかわいいけど…
「零くん、あの下着はなに?」
「あぁ…その服はとりあえずだからな
これから着るドレスにはパンティラインが見えないものの方がいいだろうと思ってな」
「「ドレス?」」
バサっとゼロが広げたパーティドレスはいろいろ際どいセクシーなやつだった
「こんなの誰が着るの」
「しかいないだろう」
「着方もわかんないんだけど
どうなってんの…これ…」
ドレスとにらめっこしながらブツブツ言っている
ゼロにメイクと髪型を決めてもらって支度をしていく
だんだんと時間をかけて綺麗になっていくに見とれていた
着替えてこいと言われて渋々着替えに行く
真っ赤な顔で出てきたは背中のファスナーをあげてと言う
「ゼロ、これは…」
「いいだろう?よく似合ってる」
黒のロングドレス
背中はレースになっていて胸元は大きくあいていて片方の肩は丸出し
大きなスリットも入っていて触れば気持ちよさそうな白い太ももがチラチラと見えている