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緑間のバスケ【黒子のバスケ】

第30章 私、シューターになりたいです






『どう?制服、変じゃないかな?』


「大丈夫、とても似合っているよ。」


「いや、少しスカートが短いんじゃないか?」


『みんなこれくらいだよー。』



4月。
私たちは帝光中学に入学した。


みんなで同じクラスだったらいいね、なんて話していたが、その淡い期待は見事に打ち砕かれることとなった。



『私、1組だ。真ちゃんは?』


「オレは5組なのだよ。赤司は?」


「3組だ。」


『あちゃー、みんなバラバラだ。』


「花子と離れられて、清々するのだよ。」




真ちゃんと赤司とはクラスが違ってしまい少しの心細さは感じていたが、このときは新生活が始まるというワクワクした気持ちのが正直大きかった。


・・・友達たくさん作ろう!!


心の中で気合いを入れて、新しい教室に足を踏み入れた。

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