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【KP】~僕らと苦くて甘い日々を~
第6章 確証
「フーーーッ……フーーーッ……」
「岸、くん……?」
岸くんは、自身の腕を千切らんばかりに
噛んでいた。
自身のヒートを抑え込むように。
私は自分の頬に垂れた彼の血に
無意識に触れてしまう。
「ハッ……はぁ、、早く、、逃げて……
俺、、もう……止まらないから……っ!」
私から距離を取ると、
岸くんはこちらを見ないようにずっと
目を塞いでいた。
「お願いだからッ……、俺はあんたを……
襲いたくないッ………!!」
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