第7章 2人きりの時間 ★
>>side:Sho
雅「あれ…翔ちゃん?」
翔「…まさき…なにしてんの?」
雅「やー、ちょっとぼーっとしてた」
翔「こんな夜中に?眠れないの?」
雅「んーん。そういう訳じゃないけど。翔ちゃんは?」
翔「喉乾いちゃった。あとトイレ」
夜中、起きたらベッドで寝てた。
自分できた記憶はない…
酔っ払ったなー…朝謝らなきゃ…
1階に降りるとソファにまさきがいた。
手にはグラス。お茶かな?
ちょっとウトウトしてた感じ?
翔「寝ないのー?」
雅「ふぁあ…寝るぅ…」
翔「ふはは。ね、まさきんとこいってい…?」
雅「いいよ♪一緒に寝よ」
翔「ふふ…」
まさきの隣に座って、
ちょっと甘えてみたら受け入れてくれた。
なんとなく、人恋しくて。
-雅紀の部屋
雅「翔ちゃん、悪酔いしてたって?」
翔「あ…やっぱバレてたか…」
雅「末っ子たちが運んだみたいだよ、部屋まで」
翔「…申し訳ない…」
雅「なんかあった?」
翔「んーん。特に何もないんだけど…なんだろうね」
雅「ほんと?ちゃんと言うんだよ」
翔「うん。ありがと、まさき」
雅「…かずのこといじめてたでしょ?ふふ…」
翔「あ…」
雅「バイブいれられてー、リングまではめられたってー」
翔「なんで…//」
雅「ふふ…かずから聞いたんだよ?恥ずかしそうに喋るのがたまらなく可愛くてさー♪」
翔「かずが、言ったの!?//」
雅「じゃなきゃ知りようなくない?」
翔「…確かに、…」
雅「俺だって、かずと2人きりの時はオトコ見せますよ」
翔「……まさきのSなとこ、俺初めて見たかも…」
雅「ふふ…襲われてみる?」
翔「え!?いや…ぇっと…」
雅「ふふ…!今日はシないよ。また今度ね?」
翔「…ん//」
カッコいい雅紀を見て…
ちょっとドキドキしちゃった。
可愛くて、優しくて、
割と受身が多い雅紀が雄の目で…//
また今度って言って
抱きしめてくれる腕は
安心できる強い腕だった。
翔「…まさき…かっこい…//」
雅「んー?今日の翔ちゃんはかわいいよ♪」
翔「…やだ?」
雅「んなわけないじゃん。可愛くて、愛おしい…♪」
翔「……ちょっと、恥ずかしいね…//」
雅「玩具でいじめてた翔ちゃんとは別人格ですか?ふふ」
翔「…お前もいじめてやるよ、」
雅「ふふふ…楽しみにしてる~」
翔「……。今日は甘えるのっ//」
雅「うん♪よしよし♪」
